詩【 繊細な光の糸紡ぎ 】


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詩【 繊細な光の糸紡ぎ 】



繊細な光の糸の速さが
色の濁った図面を
通り抜けようとして
新たな色彩を浮かび上がらせる


艶やかな色彩の糸紡ぎは
いつも通りの絵図を生み出し
そこにある


けれども
混ぜ込んでしまったかのような
濁った色彩だけが
異次元をこちら側に
伝えようとしている朝


濁った色彩の影からは
君らの光の糸は素通しにはならず
異次元空間の中で
真綿の煙を通したように
不可思議な存在となっている


朝焼けは綺麗な光をまとい
穏やかさをも生み出して
いるのだろう?


小鳥は朝を紡ぎ
キャンパスの中で描きながら


窓枠にかけられた一枚の
繊細な織物が全てを遮断する


真綿の煙を通したような
一枚の異次元空間からは
朝焼けは不思議な色彩の中で
朝を迎える


それでも何故か君らの
濁った光から素通しされる
それら影糸の色彩を
外そうとはしないのは何故だろう


いつもの見慣れた光景が
朝焼けを異次元空間から
連れてくる瞬間を眺めては
我が身を置く


他の場所とは違う一箇所だけ
濁った色彩の断面図を眺めて


光という朝の繊細な糸紡ぎは
いつものようにある
少し不思議な異次元空間の中で


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by kazeumi-jun | 2017-07-19 06:33 | | Trackback