2017年 08月 26日
詩【 銀鏡の水流 】
詩【 銀鏡の水流 】
枝垂れたる細い手が水面を揺らし
色彩を映し込まれた川の水鏡
ゆるりと波は幾重にも
リズムを描いては
映し出されし枝垂れた手の
それらが遊びゆくかのごとく
何をしておるのやら
枝垂れたる細い手は水鏡と戯れし
陽射しは流るる小さき波の傍らで
まるで笑みを見せし
戯れる細い枝先の手に
水流は流れる先で
眩しきほどの銀鏡
誰が眺めるやら銀鏡の水流は
陽射しのみ戯れて
周りの色彩は変われども
映し出されし君らの秘かな遊戯
いつの時も変わらぬのは
眩しきほどの銀鏡の水流と
枝垂れたる細い手は陽射しと戯れる
眩しきほどの銀鏡の水流と
枝垂れたる細い手は陽射しと戯れる
by kazeumi-jun
| 2017-08-26 15:40
| 詩