詩【 風の意志 】




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詩【 風の意志 】



風は見えず透明なものだけれど
風が動くとき   揺らぐものの中に
全てを動かそうとする自然の意志が
そこには事実としてある


それらは風の意志であると
言うならば
風が動きをするものを見つめていたら
その向こう側には
自然という名のものが
幾つもの手となり差し出して
見えているのかもしれない


そう思うと   見えない風の動き
その風の中には自然の意志が
事実としてあって

それらの中に
見えないはずのものの
無言さの声もあると思うのは
変わり者すぎるのだろうか


風は見えず透明なものだけれど
風が動かそうとする中に
自然という名の意志が
事実として存在している


だからこそ
私は風を見ようとする

風が動かそうしている
ベランダに揺らぐ物すらも
揺れるカーテンすらも
木々にある   一枚の葉先すらも
落ちた枯葉すらも
真冬の木の枝すらも
空の雲の流れすらも
揺れる海の波すらも

全ての中に風は無言のままで
自然という名の声を示している


秋となっている季節風は
事実として何を伝えようとして
いるのだろうか?

伝えようとする風の意志を
私は見ている


私は見えないものの中にある
それらの全ての意志を見つめる


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by kazeumi-jun | 2017-09-11 14:55 | | Trackback