詩【 真実という宙 】




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詩【 真実という宙 】



真実とは何処に隠れているのかは
わからないものだ


例えば   草むらの細い葉先の傍らに
例えば   木々が覆い隠す葉の中に
例えば   土の中にある根付いた草の
奥の方に


例えば   人が歩く姿の裏側に
人の心という数多な木々の葉の中に
それらの真実はあるかもしれない


それとも   堂々と
木々の見える場所に


嘘という幻想すらも
裏側に真実はあって

隠された真実を探すのがいいとは
言えないと
人は言うだろう


けれども
私は真実を臆すことなく
怖がることなく見つめるだろう
真実を   本当の真実を


真実を知ることに臆していたら
夜明けを眺める先の方にある
それらの全ての
小さなものすらも見えなくなる


見たいものは
きっと   その先にある


真実を見ることを臆すことなく
私は真実を見る眼を持って
夜明けの空へ向かうだろう


人は言うだろう
隠された真実を知ることや
見るだけがいいとは限らないと


私は見たいのさ

真実とやらの向こうに見える先の
小さなものすら見つめていたいと


嘘という幻想に隠された裏側で
真実の一枚の葉先が
見つめてほしい
手を差し出している

それらのものすら見つめて

手を差し出している心を
見つめてあげたいのさ


私は   それだけさ


誰が言うのだろう?
知らない方がいい真実もあると

真実とやらの向こうに
小さく根付いた一枚の葉が
何かを告げている


そんな全てのものを
私は怖がることなく見つめるだろう

私は臆することなく見つめるだろう
見たいものは
朝焼けの向こうに見えるものさ


見たいものは
きっと   その先にある


あゝ  朝焼けだ   夕焼けだ
限りなく広い宙の向こうは


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by kazeumi-jun | 2017-09-13 00:50 | | Trackback