詩【 分岐点の夕陽絵図 】




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詩【 分岐点の夕陽絵図 】



消えた灯りは
すでに    朝の中に紛れて
お互いに必要ではないのだと


灯りが言った声は届いただろうか


歩く人にも    灯りにも
街を照らすはずの役目は終わり
新たな灯りとして移されて


灯りは沈む夕陽を見つめて
明日を思い浮かべているだろう


その街に灯りは撤去され
別の場所にて生きると
灯りは告げている


歩く人にも    灯りにも
別々の場所にて生きると


歩く人は宙の星へと向かい歩き
視線を放っている


灯りは大地の上で秘めやかに
ほのかに照らしている


いつまで灯りがあるのか
ほのかな灯りにも
知らぬことだろうか


それでも


映し出された夕陽は紅く
色彩は豊かさを視線に映すだろう


人は言うだろう

いとも簡単に決めてしまうことが
不思議でならぬと


分断された道は
いつまでも歩き続けることは
ないのだろう


全ては    それすらも
生きることへの道となる


分断された空に紅く
夕陽は色彩豊かに染め上げる


灯りが言った声が届いただろうか
それこそが分岐点の絵図なのだと


きみの行く道と    灯りの行く道は
すでに分断されたはずの絵図


分断された空に紅く
夕陽は色彩豊かに染め上げる

灯りはひとつだけで見つめる
紅く染まりゆく色彩の豊かさを


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by kazeumi-jun | 2017-09-18 04:24 | | Trackback