詩【 凍えた顔 】




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詩【 凍えた顔 】



窓から見た空は分厚い雲のままで
春からは遠すぎるくらいの冬の最中


遠すぎる空は今にも
雪空になりそうで
寒さには弱い右手の機能が
動きを止めたままで
まだ凍えた顔のまま窓を見ている


光の射す空は遠く
いつか夢に見た朧月夜には遠すぎて
黄色い花が一輪だけ
大地の上で早すぎた空を見上げる


春の海が揺れ動き始めるには
まだ遠いのだろうか


見えぬ空を思い浮かべては
寒さには弱い右手の機能が
動きを止めたままで
息をこらえて怯えたまま窓を見上げて
まだ凍えた顔のまま窓を見ている


■【 作成日 】■
【 2018年1月 】



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by kazeumi-jun | 2018-02-11 07:27 | | Trackback